日本の学校給食の起源は、明治22年、鶴岡市 私立忠愛小学校といわれているそうです。
当時の献立は、「おにぎり給食」
*具材なしの塩おにぎりが二つ
*塩じゃけ
*煮びたし
貧困にあえぐ家庭の子どもの就学促進を図ることと、ひもじい思いをさせまいと振る舞われた昼食が、給食の始まりです。
保育園で、たまに給食をいただくことがあります。
今の給食は、具材がたくさんで、温かく、味もとても美味しいです。
野菜や海藻(ひじき等)を、パクパク食べる子どもたち。
給食の先生からレシピを伺って、自宅で真似して作ってみたりしました。
楽しく給食を食べよう
楽しく食べて、嫌いなものを克服するための一つのアイディアとして、献立名の工夫があります。
●カレー ⇨ ラッキー☆カレー
何がラッキー?とワクワクさせるネーミング!
某小学校給食でにんじん嫌いを克服するアイディアがありましたが、それを参考に、星形にんじんが入っていたらラッキーです!
●肉じゃが ⇨ “ほくほく”肉じゃが
ほくほく、カリカリ、ジューシー、トロトロなどを付けただけでも、美味しそうですね。
●きんぴら ⇨ きんごま きんぴら ぱぴぷぺぽ
言葉遊びの要素をプラスして
●オムレツ ⇨ ◯◯さんの卵で作った ふわふわオムレツ
地元の食材や仕入れ店のお名前を使って
●サラダ ⇨ 七色 虹サラダ
給食後に、七つの具材を見つけられたか聞いてみましょう。
●世界の料理
ボルシチ(ロシア)、アリチャ(エチオピア)、ハバーダ(ブラジル)、エンパナーダ(アルゼンチン)など
「おいしい給食」というドラマ・映画があります。どっぷりはまってしまいました。
1980年代の中学校の給食を、生徒以上に楽しみにしている先生と、よりおいしく食べるために工夫をする中学生の「闘い」がコミカルに描かれています。
ドラマの中で、”インド煮”という、謎の献立が出てきます。
豚肉、ジャガイモ、にんじん、こんにゃく、さつま揚げ、うずらの卵、いんげんをカレー風味に煮込んだだけのことですが、
いったいどんな料理なのか、想像を膨らませるのが楽しいのです。
たまには、こんな献立名で、子ども達の好奇心を刺激してみましょう。
献立表をもらった保護者も興味を示し、子どもとの会話が弾むと嬉しいですね。
2019「おいしい給食」製作委員会
コロナウイルスの流行のため、休園になり、給食が食べられないこともありますね。
<その②>では、給食時の感染対策事例についてもお話します。
給食<その②>へ つづく