園では、一般企業ほど座学の研修時間は取れません。
学校の授業で習うことはもちろんですが、就職してから困らないように、一般常識として覚えておきたいことや慣れておきたいことがあります。
以下に挙げたポイントは、それほど難しいことではなく、焦らなくてよいので、少しずつ身につけて欲しいことです。
園の先生方からは、ぜひ実習生にアドバイスしてあげてください。
就職するまでに身につけておきたい常識・マナー 10選
ポ イ ン ト | 内 容 |
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① 生活リズムを整える | 遅刻や予定外に休むこと、仕事中に集中力が欠けることは、 保育に支障をきたします。 十分な睡眠と食事は大切です。 |
② 掃除の仕方 | 園によって使う掃除用具や掃除の仕方は異なりますが、 基本的な掃除機をかける、掃く、拭く、畳む、片づけることの 知識と練習をしておきましょう。 |
③ お茶の淹れ方・出し方 | 茶葉の種類と淹れ方、コーヒーの淹れ方、お茶の出し方、 ペットボトルで出すときの配慮点など、覚えておきましょう。 |
④ 電話応対の仕方 | 就職活動で電話をかけることがあるでしょう。ビジネス電話で 使う挨拶の仕方や確認しなければならないことを覚え、電話に 慣れておきましょう。メールの使い方も覚えておくとよいです。 |
⑤ きれいに食事をすること | 給食やおやつを子どもたちといっしょに食べます。 お手本になれるように、箸や茶碗の持ち方、きれいに食べ終わることを心がけましょう。 |
⑥ 自分から積極的に挨拶や質問すること | 挨拶は、自分からしましょう。お願いや感謝の言葉も大切です。わからないことや不安に思うことは、素直に質問することで、 リスクを回避します。 |
⑦ 言葉遣い | まずは丁寧語(です、ます、ございます)を使えるようになりま しょう。同年代だけで通じる言葉や略語、語尾に気をつけます。特に感情を表す言葉の数を増やしておくとよいです。 |
⑧ 指示や重要なことを復唱する習慣 | 常にメモが取れるとよいのですが、メモ帳とペンを持ち歩くのが難しいときが多いでしょう。そのため、声に出して復唱することが効果的です。 |
⑨ ホウレンソウ | 報告・連絡・相談は、とても重要です。まずは、何でも伝えると 思ってください。どんな内容を、どのタイミングでホウレンソウ したらよいかは、就職してから徐々に経験して学んでいきます。 |
⑩ 見聞を広げる | コンプライアンスの範囲で、たくさん遊びましょう。人との会話、色々な場所、文化、イベント、アルバイト、ボランティア、恋愛など、視野を広げる経験をし、楽しみましょう。 |