園児たちが初めて出会う家庭以外の社会が園です。「模倣の時代」と呼ばれる幼児期は、真似ることで経験を重ねて成長していくため、先生方の行動や言葉遣いがお手本となります 。
しかし、採用時に、しっかりとビジネスマナーを学ぶ時間を取ることが難しかったり、OJT担当職員が自信をもって指導できないなどの課題があります。時代とともに、内容が変わったり、場面や接する相手によって応用が必要なこともあります。
プライベートでも役立つ一般マナー・ビジネスに必要なマナー、そして、園業界特有のマナーを確認し、 園児たちにも、マナーで思いやる気持ちの大切さを指導していきましょう。
ねらい
園児のお手本となり、保護者から信頼される保育者になるために身につけておきたいマナーの基礎を
習得します。
一般的なビジネスマナーに加え、保育現場で必要なことや、感染症流行時に応用しなければならない
ポイントも学びます。
マ ナ ー 研 修 カ リ キ ュ ラ ム 例 | |
◎アイスブレイク | ■マナークイズ |
1.組織人に必要なこと | (1)コンプライアンス(法令遵守) (2)時間の厳守(タイムマネジメント) (3)意思表示 (4)休暇の取り方 (5)コロナ禍の行動 |
2.先生に必要なマナーの基本 | (1)身だしなみ (2)表情 (3)あいさつ (4)お辞儀 (5)丁寧なしぐさ ~しぐさ美人になりましょう~ (6)敬語の使い方 (7)言いにくいことを伝える 【クッション言葉を使う・語尾は依頼形】 |
3.電話応対 | (1)電話を受けるときのポイント (2)電話応対で使う言葉 (3)電話応対の手順【電話を受ける】 (4)電話をかけるときのポイント (5)電話応対の手順【電話をかける】 ■伝言メモ |
4.来客応対 | (1)来客応対のポイント (2)来客応対の手順 (3)お茶の出し方 (4)席次 |
【 参 考 】 | ■訪問時のマナー ■ドアの開閉・エレベーター ■名刺のもらい方 ■食事のマナー ■冠婚葬祭 |
5.まとめ | ■今後の目標を立てる |