園内・園庭にあるモノや使い方には、必ず”ねらい”を持ちましょう。例えば、園児の目線や動線を考えた配置か、ロッカーは園児の自立を促す使い方か、黒板(ホワイトボード)や掲示板の使い方は効果的かなど、各教室を見学し、どのような工夫をしたらよいか、客観的な視点でアドバイスをいたします。
危機管理や衛生管理は、園児や職員の安全と成長のために、日頃のチェックや整理整頓を心がけることが大切です。
費用を掛けずに、まずはある物を活用したり、職員の工夫で改善できないか、一緒に考えてみましょう。

ねらい
①園環境のリスク点検をし、現状の見直しと危機管理マニュアルの確認・改訂を行う。
②改善計画を立てて、実践できるようにする。
環境設定研修 カリキュラム例 | |
◎アイスブレイク | ■危険アリナシ選択クイズ |
1. 園の環境チェック | ■園の環境リスク点検表(園内・園外) |
2. 発達表の確認 | ■年齢ごとの発達を確認 サンプル |
3.予測と援助のポイント | (1)ヒヤリハットの事例 (2)危険回避 (3)衛生管理 (4)情緒安定 (5)成長補助 (6)知育指導 (7)食育指導 |
4.危機管理 | (1)子どもの事故防止についての概要 (2)園外活動における安全管理(おさんぽ) (3)イベントにおける安全管理(遠足、運動会、バザー、発表会等) (4)災害における防災と対応(避難訓練) (5)午睡時の事故防止 (6)犯罪から守る (7)季節によって注意すること (8)食の安全(アレルギー・食中毒・誤嚥) (9)感染症対策 (10)職員間の引継ぎ不足 |
5.危機管理マニュアルについて | (1)危機管理マニュアルの見直し (2)職員の役割分担見直しの必要性 (3)家庭や地域との共有 |
6.メンタルヘルス | ■職員や園児の心のケア |
7.まとめ | ■今後の目標を立てる |

