実際の職場で実務を通して指導する【OJTプログラム】
限られた人数で日々の業務が行われている園業界では、新任若手職員の指導にゆっくり時間を取ることは難しいのが現実です。
また、育成担当者自身が研修を受けた経験がないと、どのように指導したらよいかわかりません。
育成担当者にだけ負担がかかることで、業務への支障や人間関係に問題が生じても困ります。
新年度が始まるまでに、OJTの計画を立て、園全体で新任若手職員を育てる意識を高めることが必要です。
ねらい
①OJTと Off-JT の指導プログラムについて学び、育成計画の立て方を学びます。
②新任若手を育成する際の、褒め方・叱り方・モチベーションの上げ方など、コミュニケーションスキルを身につけましょう。
③新任若手を指導することで、リーダー自身の意識や指導力を高めましょう。
O J T 後 輩 育 成 研 修 カリキュラム 例 | |
◎アイスブレイク | ■自分と新任若手職員との環境の違いを知る |
1. OJTとは | (1)OJTとは (2)リーダーの判断基準 (3)理想の組織とは (4)目指すリーダー像 |
2.リーダーに必要なコミュニケーション | (1)コミュニケーションの基礎 (2)リーダーが率先して行うコミュニケーション (3)パワハラを起こさないために |
3.後輩育成の手順 | (1)後輩の現状を知る (2)後輩育成の手順 |
4.育成計画を立てる | (1)PDCAサイクル (2)主体的に動ける人材を育てる (3)育成計画表 |
5.育成の実践 | (1)仕事の指示の仕方<6W3H> (2)『ホウ・レン・ソウ』の重要性 |
◎マスタープラン | ■1年間を前半後半に分けて計画を立てる ねらい・内容・行事・課題 サンプルフォーマット |
◎新任職員成長記録 | ■職場への適応状況、健康や意欲の状態、業務の習得状況など サンプルフォーマット |
◎OJTリーダーチェック | ■指導の姿勢、指導の仕方、進捗管理、良好な人間関係など サンプルフォーマット |