エピソード⑪実習前講座

ひよ先生のコラム

保育科のある大学から、学生への講義を依頼されました。
講義終了後、応接室で、教授から伺ったお話です。

学生が保育園に実習に行きました。
未満児クラスに入り、1歳児を抱っこして正座をしていたそうです。
抱っこしたまま立とうとしたら、足が動かない?

子どもを抱いたまま、転倒してしまったのです。
子どもにケガはありません。
ケガをさせないようにかばって転んだので、学生は腕を骨折してしまいました。

学生は、足が痺れるまで正座をしたことがないのでしょう。
現代の生活様式や家庭での教育方針を考えると、経験がなくても仕方がありません。
しかし、正座をしたら、どのように足が痺れるのか、何に注意したらよいのか、
そこまで指導しなければならない時代かもしれません。
園児と学生(先生)を守るためには、必要なことなのでしょう…。
教授といっしょに頭を抱えてしまいました。

学生への実習前講座

学生を対象に、マナーやコミュニケーションについての実習前指導を行っております。

カリキュラム例
1. 実習の目的
2. 心構え
3. ビジネスマナーの基礎     ① 身だしなみ 
② あいさつ
③ お辞儀
④ 返 事
⑤ 表 情
4. ルールを守る ① コンプライアンス(法令・ルール遵守)         
② SNSやPC利用上の注意
③ 時間を守る

④ 衛生管理(体調管理)
5. 言葉づかい ◎ 敬語の使い方
6. 電話のマナー
7. メールのマナー
8. 自己紹介① 職員に対して
② 園児に対して
9. 報告・連絡・相談

受け入れる園側のマナー

学校や学生はしっかりと学んで実習に伺っているのですが、受け入れる園側のマナーができていないという声が聞かれます。
遠方・感染症流行時には、オンラインでも実施可能です。

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